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Challenge for dream !

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夢に向かってチャレンジ!

No.488 メガネの調整

 2012年10月12日 金曜日

58歳の男性が、使用しているメガネの見え方が悪いので、あらたにメガネを処方してほしいという要望で来院されました。

両眼とも遠視と老眼があるので、遠近両用のメガネを処方して、レンズの指示を記した書類(処方せん)を渡しました。

約1ヶ月後に、メガネ店で作製されたメガネの見え方がおかしいと訴えて再受診されました。具体的には運転時に道路の白線や対向車のナンバーがぼやけて見えるそうです。メガネをチェックすると、処方せん通りのレンズがメガネフレームには入っていますが、レンズの入れ方がよくありません(レンズの中心が上方にずれています)。
このことを患者さんに説明した上で、当院から直接メガネ店に電話で問題点を指摘して、再度メガネを調整してもらうことにしました。
再調整されたメガネは見え方はよくなり、患者さんは満足されました。

このように、メガネの作製はデリケートなものです。
眼科ではメガネの処方せんを発行しますが、メガネ店で作製されたメガネが患者さんの目にうまく適合しているかを眼科でチェックする必要があります。
自分ではよく見えているから問題ないと思っていても、不適正なこともありますので、メガネ店でメガネを購入したら、そのメガネをもって眼科を受診してください。
by Challenge-dream | 2012-10-21 03:28 | できごと

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